こんにちは。投資家兼OLのレイ (@investment_rei) です。 最近注目が集まっている大人気の米国ETFのQQQ。保有を検討している人や詳しく知りたい人も多いはず!私も保有しているQQQについて今回は紹介します。
目次
QQQって何?
QQQの正式名称はインベスコQQQトラスト・シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1)で、米国のナスダック100指数に連動した成果を目指すETFになります。指数に連動を目指しているのでインデックスになります。1999年10月3日に設定され、長年の歴史を誇るETFになります。運用会社は大手のインベスコになります。
ナスダックは米国の新興企業向けの市場で、成長の著しいベンチャーを想像すると分かりやすいです。日本市場で例えるとマザーズのような立ち位置です。
なぜQQQは人気なのか?
QQQは米国ETFの中でも非常に人気が高く、保有をしている投資家も多いです。人気の秘密は何なのでしょうか?
①グロース株に集中投資ができリターンが高い
②配当が得られる
構成銘柄が米国で急成長している企業が多く、リターンが高いことで有名です。更に、グロース株中心なのにしっかりと配当がゲットできるのも魅力です!
株価とトレンド
次にQQQの株価についてチャートで見てみましょう!
過去1年では多少の上下はありますが、全体として右肩上がりの成長を遂げています。2021年1月5日時点では1株あたり約393ドルとなっています。他の人気のETFのHDVやSPYDと比較をすると、株価はやや高めとなっています。
次にもう少し長い期間で見ていきましょう。こちらは設定来の株価チャートですが、2002年頃は20ドルをやや超える程度でした。2022年までに約20年で株価は約19倍になっており、高い成長を遂げていることが分かります。特に2017年頃からの成長は目覚ましいものがあります。世の中のIT化が進んだことも成長を遂げた一因となっています。
引用:Google Finance
配当月と配当利回り
QQQの配当はいつもらえるのでしょうか?3月、6月、9月、12月の年4回もらうことができます。2022年1月時点で直近の配当利回りは0.52%になります。直近の1株あたりの配当金はこちらです。
また、米国のETFなので権利落ち日は3月、6月、9月、12月の下旬に毎年設定されますが、実際の配当振り込みまでには若干時間がかかります。
私は日本在住で楽天証券で配当金が入金されたのは、5月、8月、11月、1月の上旬と約1ヶ月半くらい毎回時間がかかっています。配当金で何か購入予定をたてる場合は要注意です⚠
構成銘柄
次にQQQの構成銘柄を見ていきましょう!上位構成銘柄の一覧は米国の有名な企業が占めています。2022年1月時点ではアップル、マイクロソフト等GAFAMが上位にランクインしています。
引用:Bloomberg QQQ 銘柄 – インベスコQQQトラスト・シリーズ1 投資信託(ファンド)情報
GAFAMの他には電気自動車で今急成長しているテスラや半導体メーカーのエヌビディアも入っています。メタ・プラットフォームは旧社名がフェイスブックになります。
構成銘柄を見ただけでも、米国のテック企業が多く入っておりQQQが成長している理由が分かるのではないでしょうか?
QQQを保有してみての感想
私は2021年の春頃にQQQを購入し、保有を継続しています。若干途中で売買はしているため、株数は変動していますが今後も保有はしていくつもりです。実際に保有してみての感想は…QQQは非常に良い点がたくさんあるETFでした❗
QQQを購入した頃はまだ投資に慣れていなかったのですが、株価が好調なため購入後に特に何もしなくても含み益が増えていきました。また、含み益が十分増えた段階で、キャピタルゲインを得ることができました。
キャピタルゲイン目当てでしたが、保有していると配当金が入ってくるのでお小遣いも増えて良かったです◎株価も好調で含み益も増えていき、配当もあるという売っても保有しても美味しい状態です。
もちろん、購入したタイミングが良かったことはあると思いますが、初心者の投資家としては大満足な結果でした。ただ、ナスダックの指数に連動しているということで、今後世間の流れが大きく変わった時にQQQの株価が伸び悩む可能性は十分あります。
構成している企業の業績や成長率は注意して見ていく必要があると考えています。また、業績が厳しい場合は配当金も減配する可能性はあるので、必ず利益が出るわけではないという点は注意しましょう⚠
QQQは今からでも買うべきなのか?
もし、米国のハイテク株に投資をしたいけど、個別銘柄の分析が大変な場合はQQQはおすすめできます。また、インカムゲインよりもキャピタルゲインを重視する、比較的短期で利益確定を前提にしている場合はQQQは合っているでしょう。
グロース株が多いので、成長率は高いまま推移する可能性はありますがその逆も有りえます。成長率が高い株(ETF)ほど、今後何かのきっかけで伸び悩んだり落ちる可能性があることも念頭に入れましょう。
また、QQQへの集中投資を検討している方もいるのではないでしょうか?投資スタイルは皆個性があり、正解や不正解があるわけではありません。ただQQQへの集中投資はナスダックが伸び悩む局面を迎えた時に、リスクがあることは認識しておきましょう。
私個人は分散投資が好きなスタイルなので、米国株は個別株もETFも種類多めに保有しています。QQQはその中の一つということになります。
QQQはどこで買えるのか?
QQQは証券口座で購入することができます。人気のネット証券であるSBI証券や楽天証券でも買うことができます。私は楽天証券を使用していますが、スマホからでも簡単にQQQを1-2分で売買することが可能です。
米国の主要ETFを扱っていれば良いので、そこまで証券会社は気にしなくて良いでしょう。
最後に
QQQは個人的にはインカムゲインもキャピタルゲインも得られるので、とてもおすすめのETFです!ただ、今後米国ハイテク株がどのような動きを見せるかは分かっていないので、注意してトレンドを確認する必要があると思っています。
今回もご訪問いただきありがとうございました☺